反対する精神科医もいる
ショック療法に関しては、反対の立場をとる精神科医も少なくありません。
反対の理由としてあげられる主なものは
- 治療の行き詰まり等から十分な医療検証をせぬまま安易にショック療法を選択する可能性があること
- 本当に必要な症例に出会った事がないとする意見があること
- 治療において患者との間に必要な「納得」「フィードバック」のうち、「フィードバック」がないこと
- 患者本人や家族にとって「治療への参加感」が得られにくいこと
- 電気治療は精神科医や看護師の人格に影響を与える事が考えられること
(精神衰弱や無感覚になる事が考えられる)
などといった意見が、一部の精神科医の考えとして紹介されています。
上記のような問題点から「医療現場の荒廃」や「「患者を苦しめる医療」につながっていくという意見もあります。
患者と医師が共に病気に向かい合い、治療を共有していくプロセスが省かれてしまい、安易な治療法として「電気ショック療法」が利用されるケースが増えるとしたら、恐ろしい事なのかもしれません。